戦争と、戦後と

 
訃報:奥崎謙三さん85歳=「ゆきゆきて、神軍」に出演(毎日新聞 2005.6.26)

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18日放送のNHKスペシャル『沖縄 よみがえる戦場−読谷村民2500人が語る地上戦−』では、
精神に失調をきたしたひとがチラとでてらした。父親はスパイ容疑で日本軍に殺された方でした。
それが原因なのかはわかりませんでしたけれども、戦争体験に起因する精神失調は多いのでしょうね。
ベトナム帰還兵に多くみられるPTSDとか。
くわしく調べたわけじゃないけど、こゆーのも。
昔の恐怖を追体験するアルツハイマー病のホロコースト生存者(2003.2.8)
戦争がなにを奪いつづけているのか、そんなことも…

 
「戦争が」あるいは「A級戦犯が」わるい、そんなエクスキューズでしか救われなかったひとも
いるのじゃないかと私は思う。
それがすべてではないと、いまを生きる私たちは知らなければいけないにしても、そのことがまた、
だれかを傷つけるんだろう。だけどそれでも、目をそらすわけにはいかないんだなって。