2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

フォールスポジティブ

岡山大学の調査によれば、感覚障害の割合は熊本県農村部のメチル水銀非汚染地域では0.2% 汚染地域の水俣、桂島、福浦ではそれぞれ10.5%、36.7%、52.8%とのことでした。*1 もちろん認定されたひとはいません。 罹患率に、これだけの地域差があって、なに…

治療拒否

【治療拒否】患者自身が治療を拒んだ場合は自己決定権として尊重すべきだとの考えが広がる一方、子供の治療を拒む親への対応が大きな問題となっている。子供の治療には親権者の同意が必要だが、治療を拒む親の意向に従うと子供の「治療を受ける権利」を侵害…

神戸連続児童殺傷事件:正式退院へ 男性「一生かけ償う」(毎日新聞 2004.12.15) 「彼がこれから歩んでいく人生の軌跡の中でしか判断できない」−−。 97年の神戸・連続小学生殺傷事件で、来年1月に社会復帰する見通しになった加害男性(22)。 残忍な手口…

水俣病関西訴訟最高裁判決から2ヶ月

県独自案策定 国の対応冷ややかな中、協議本格化(11月21日) 加えて同省の動きを縛っているのが、一九九五(平成七)年の政治決着。閣議了解を経て合意した政府解決策は「水俣病問題の最終的かつ全面解決」と位置付けられ、「公害健康被害補償法の枠を…

HIV感染者の就労意欲高く、9割以上が「今後も働きたい」と回答(日経BP 2004.12.14) HIV感染者の就労意欲は高く、9割以上の人が今後も働きたい意向を持っていることが分かった。その一方で、病名を開示できない精神的な負担感が障害とする声も少なくなく、…

『「学び」から逃走する子どもたち』

続きデス。 「学び」からの逃走を克服するためには「勉強」から「学び」への転換をはかる必要があって 「勉強」の文化を支えてきた「圧縮された近代化」も 「勉強」の文化と対応してきた効率一辺倒の産業主義の社会も消え去ってしまった今、 その転換がはか…

PISAショック

OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2003年調査国際結果の要約 いまさらな文科相の発言を非難してもしかたないですし PISAというモノサシで測れば学力は低下しているのは事実なのでしょう。 それでも、これによって「教師の質」を責め立てるよ…

12月なのに、とてもあたたかいです。 静岡県立子ども病院卒煙外来からの報告(日経BP・2004.3.29) 2002年10月、静岡県立こども病院内に「卒煙外来」を開設。こどもの禁煙外来を手がけるものだ。 開設当初は「どんな子が来るのだろうか」と多少身構えもし…

イチョウ。 そんな黄色くなくって、いいんじゃないですか?? 座標軸を決めてしまうと、複雑な問題がすっきり理解できるような感じがするのでラクですよね。 て、ユニークフェイスの石井政之さん。 いえべつに、言い訳じゃありません… もしお金があったら、…