声を聞く。傷を見る。

 

水俣 患者さんとその世界 / アスベスト・トランス脂肪酸 / Getz/Gilberto(The Bad News Erewhon)
私は、この映画には、とてもよい意味で「怒り」があると思っています。それは、どちらかが善で、どちらかが悪で、といった図式化されたものではなく、人間であろうとするものが、そうであろうとすることを貫くための「怒り」ですね。私は、この映画を見るたびに、その「怒り」をもらって帰っているように思っています。また、そうした映画は貴重だとも思っています。

 

「善意の皮を被った悪意」の言い分モジモジ君の日記。みたいな。)
むしろ「障害児の親から社会構造への想像力なしに弱者への厳しさだけを一人前に身に着けている差別者へ」なされた発言として読まなければならない。他者を教え諭すというよりも、それは純粋に怒ったのだ。yamakaw氏の怒りの中の教え諭しにあたる内容にではなく、怒りそのものを僕は断固として擁護する。

 http://d.hatena.ne.jp/arcturus/20050824