medical risk manegement

 
話題になってる“事件”についてではありませんです。
それについて書けるような知識はなくて
先生方がこれほどおかしいとしている、それしか私には判断材料がありません。
でも引っ掛かったままになっているものを残しておきたいと思いましたので。
 
 
ニュースとか。
警察への届出義務見直しを 日本医師会が提言へ(共同通信 2006.3.22)
声明 診療に関連した「異状死」について(2001.4.10))
米国医師の93%が「保身」医療を実施(日経 2005.6.6)
医療事故情報システムの機能要件─米国の不法行為改革等との関連に着目して─社会技術研究論文集 Vol.2, Oct.2004)
 
 

ランセット』誌の社説は、ブレア首相が率いる労働党政権が進める医療改革で、患者中心をうたう「消費者主義」を持ち込むことは間違いだと言う。
その理由の一つに、医療サービスには市場経済原理は適用できないことを挙げる。市場経済は、消費者が十分な情報を平等に入手することを前提に、競争するゲームだが、医療でこの前提が成立した事例はない。情報へのアクセスは恐ろしく不平等だ。
二つ目に、医療はみんなが利用する公共財であり、競争を持ちこめないと主張する。
医療サービスは「平等」が重要で、患者は消費者ではなく患者だ、という論理である。私には、この主張が妥当に思える。
 
大井玄・東大名誉教授(読売新聞 2005.11.14)

「医療の正義」てなんでしょう…
悲壮な使命感や、もっと言えば「志」ある犠牲のうえに維持されているシステムなら
まちがっているのはわかってるつもりです。
時間外診察をコンビニのように利用するひとがいるのも。
だけど「患者は消費者ではなく患者だ」にも、医療を追い詰める危うさがある気がする
わからない。
 
 
むずかしいのできちんと理解できてないかもだけど。
啓蒙型のリスク・コミュニケーション(+ C amp 4 +)
 
一方は「許された」と言い、もう片方は「許されない」と言う。
ケースごとに検証していくしかないのなら、公平な検証の場を、と言うしかない。
許されていなければ成り立ち得ないのだとしたら
その認識を共有するためになにが足りないのか考えなくてはいけない。
そうではない「十分な情報を平等に入手することを前提」が成立しない相手に
リスク・コミュニケーションなんてできようはずないのなら
「限られた資源を平等に利用すべき公共財」を維持するために「全員に忍耐」をといわれて
どうすればいいかなって思う…
 
 
拝見しました。
これ以上、医療者の逮捕を出さないために(粂 和彦のメモログ)
結果責任(おにぎりと麻酔医)
医師法 21 条(道標)
医療界反発 異論も噴出 福島県立大野病院の医師逮捕、起訴(だ通東改)