脳死判定と移植医療

 

脳死は妥当? 現場の半数「わからない」(朝日新聞 2005.1.10)
 
臓器提供に関連する全国の医療スタッフ約5000人を対象に、「脳死は妥当な死の判定法か」と質問したところ、半数近くが「わからない」と答えたことが、厚生労働省の研究班(班長大島伸一国立長寿医療センター総長)の調査でわかった。欧州での同様の調査では8割が「妥当」と答えており、日本の医療現場では、脳死の受け入れや理解が低いことがわかる。

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「自分の家族が提供者になることに賛成は45%、自分が提供者となることに賛成は34%に低下」
ご主人がお医者さんの知人は、「ドナーカード書く」と言ったら怒鳴られたそうです…

 

骨髄移植 血縁間、登録制に 学会、4月から導入決定(朝日新聞 2005.1.30)
 

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非血縁者間の骨髄移植では、提供者はあらかじめ骨髄バンクへの登録が必要。同意の手続きも体系化され、事後の健康調査なども実施されているのに対し、血縁者間では対応が遅れていた。幼い子どもが、兄弟のために提供者になるケースも少なくない。

 
 
日本骨髄バンクのドナー登録者数が20万人に到達骨髄移植推進財団プレスリリース)