臨床試験の安全基準

臨床研究の倫理審査、安全管理の基準が無いまま進行中（日経BP 2005.3.8)
　

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アンケート結果によると、臨床研究の被験者に生じる可能性のある危険性（リスク）を判定する基準やガイドラインを有している委員会は４委員会のみであり、残りの44委員会は、基準やガイドラインを持っていないことが明らかになった。安全管理に関する統一的なガイドラインが必要と考えている委員会は77.8％の28委員会であった。
すなわち、国内の国立大学の臨床研究の倫理審査委員会は、安全管理のための基準が必要だという認識があるものの、現実には、何らかの基準がない状態で審査されていることが明らかになった。

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『「人体実験」と患者の人格権―金沢大学付属病院無断臨床試験訴訟をめぐって （ISBN:4275019830）』