障害者自立支援法案

 

http://d.hatena.ne.jp/sugitasyunsuke/20050719

グランドデザイン・障害者自立支援法は、もう障害当事者の社会参加・移動の自由・ノーマライゼーションを積極的にはうたわない。支援の必要は入浴・排泄・食事等の「生存」ベースに特化される。それ以外は自己責任・家族責任で勝手にやってくれ、と。1割負担する位なら移動介護は要らない。給付抑制。ある意味でこれはまだいい。問題は、当事者とその家族が、「移動の自由は福祉の対象にならないのは当然だ」と思い込んでしまうこと、この水準での移動の自由(自由の必要条件)は確保されなくて当然だ、と草の根の非ノーマルな思い込みを断ち切れない点だ。最低限の合意と確信にならない。仕方ない、と押し流される。