座り込み

 

不知火患者会 国、県、チッソ相手に人権救済申し立て(熊本日日新聞 2005.9.17)
 

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その上で、人権擁護委に対し、患者認定や「正当な補償」の早急な実施を被申立人に勧告するよう求めている。同様の申立書を九州弁護士会連合会、熊本県弁護士会の各人権擁護委にも送った。

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新保健手帳 県が実施概要案「交付後の裁判可能」(熊本日日新聞 2005.9.22)
 

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裁判と認定申請、新保健手帳との関係について、県は(1)新保健手帳の交付を受けた人でも、訴訟や認定申請が可能(2)訴訟や認定申請中は新保健手帳は失効し、医療費などの給付が停止(3)現在認定申請中の人も受け付け期間内(当面五年)に新保健手帳対象者と認められていれば、認定申請の棄却後に交付を受けられる―などと説明した。
委員から「新保健手帳で医療費支給を受けながら裁判ができないのは権利の侵害」との意見が出たが、県は「裁判、認定申請、新保健手帳のどれにするか、本人がいつでも自由に選択できる。裁判の権利を制限するものではない」と理解を求めた。これに対し杉森委員長は、自民党水俣問題小委員会や環境省に改善を働き掛ける考えを示した。

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水俣病出水の会 チッソ前で抗議の座り込み 水俣市(熊本日日新聞 2005.9.27)
 

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尾上会長のほか、両県在住の会員約四十人が午後一時から「会員全員を水俣病と認めろ」「出水の会に加算金を支払え」などと書かれた横断幕を掲げ座り込みを開始。同本部の吉本恵一郎・事務部長が応対に出たが、「話し合っても変わらない」(尾上会長)として交渉はしなかった。
同三時四十分過ぎ、五人を残して全体は解散したが、座り込みは会員が交代しながら二十四時間・無期限の構えで継続するという。

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