靖国参拝訴訟で原告控訴棄却 大阪高裁、憲法判断示さず(朝日新聞 2005.7.26)
 
小泉首相靖国神社参拝は「憲法の定める政教分離原則に反する」として、旧日本軍人・軍属の遺族や宗教家ら計338人が国と首相、靖国神社を相手に、1人あたり1万円の慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決が26日午後、大阪高裁であった。大出晃之裁判長は「原告らの主張する権利や利益は法律上保護すべきものと認められない」と述べ、請求を退けた大阪地裁判決を支持し、原告側の控訴を棄却した。憲法判断は示さなかった。

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