ゲーム

 

“残虐”ゲーム:有害図書指定で問われる「表現の自由」(毎日新聞 2005.7.4)
 

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林敬人・県青少年課副課長は「実物を見れば分かる雑誌と違い、ゲームの審査が難しいことは承知している。表現の自由はもちろん重視しているが、公共の福祉も重要だ。GTA3はあまりにも現実に近すぎるし、県民の指摘もあり、見過ごすことはできない」と話す。

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親世代もゲームしてますから規制に効果があるのかどうか、むずかしい。
ゲームがなんらかの影響を与えているとしても、それさえなければOKじゃないと思うんですけど…


 

小児慢性特定疾患治療研究事業

 

http://d.hatena.ne.jp/prader-willi/20050706#p1
prader-willi症候群の娘の通院治療に関しての医療面での施策である、「小児慢性特定疾患医療」の制度が今年の4月に変更され、再交付申請を求められたので、大阪市に申請すると、不承認の通知が来た。理由としては、承認基準が同じく変更されて、成長ホルモン治療を受けていないprader-willi症候群児は不適用との事。最初に交付受けた時、1歳の時はprader-willi症候群の判定のみで、適用受けましたから何故、基準が変更になったのか釈然としないですね。
娘は現在、成長ホルモン治療中断しているので、異議申し立てしましたが認められませんでした。
乳幼児医療費助成制度も小学校就学までですから、これから支援が必要になる時期です。
行財政が厳しい為、さまざまな援助が打ち切られる時代ですが、少し行き過ぎではないかなと感じる。患者家族との意見交換等行った上での基準変更なんだろうか?

 
3セクの墓場(財政非常事態宣言都市とも言います)と揶揄される大阪市は、小児ぜんそくへの医療費助成
(公害健康被害補償法の改定を受けて始められたもので、16560人に年間総額4億4千万円の助成)
も打ち切られたはずです…
昨年末に発表した財政改革案では、徹底したコスト縮減が強調されていて
たとえば敬老パスの見直し、生活保護世帯に対する上下水道料金の減免廃止とか高校生奨学金の見直しなど。
一方で、問題になった職員厚遇に使われた総額は、116億円でした。
 
http://d.hatena.ne.jp/arcturus/20050418

 

特定疾患治療研究事業

 

郵政法案:衆院通過 重要法案が置き去り、課題山積(毎日新聞 2005.7.6)
 
郵政民営化法案の可決から2時間余りたった5日夕、難病患者らでつくる「日本難病・疾病団体協議会」(31万人)の伊藤建雄代表(60)が札幌市から上京し、衆院第2議員会館を訪れ、「国会は郵政のことばかりで福祉が置き去りにされている」と訴えた。
難病患者は障害者とは区別され制度の谷間に取り残されている。協議会は治療研究の推進や、患者の医療費の公的負担を求めて、請願や陳情を繰り返している。自民党に続きこの日、民主党が「難病対策議連」を設立したが、道は険しい。伊藤さん自身も筋無力症に苦しみ続けている。「難病対策は忘れられ、政治に優しさがない風潮が広がっている」と話す。

 

[解説]難病指定(2005.5.25 読売新聞)
 

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現在、疾患数は121。なお多くの陳情が国に持ち込まれているが、懇談会の座長を務める国立精神・神経センターの金沢一郎総長は「予算は限られており、四つの要件を満たしていても、総合的に判断した結果、指定されないこともあり、不公平感につながっている」と認める。
このため昨年7月の懇談会では、新たな疾患の指定を見送り、「効果的な治療法」とは根治療法を指すのかなど、四つの要件をより明確にする作業を始めている。さらに、「ある程度研究が進んだ病気については、指定を外すことも今後は必要」と金沢総長は話すが、これは簡単ではないようだ。
というのも、121のうち45の疾患については「特定疾患治療研究事業」で患者の医療費を公費負担している。研究推進のため、患者にデータを提供してもらう見返りとされるが、事実上、患者への福祉的な役割を担っている。
その額は2002年度で600億円に上る。事業費増に国の予算増が追いつかず、98年には、患者団体の反対を押し切って、一部自己負担が導入された。この上、指定を外されると、患者の生活への影響が大きいとして、全国難病団体連絡協議会などは強く反対しており、国も消極的だ。

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